建設業のDXによる業務効率化セミナー

概要

 

生産性向上や非常事態への備えとしての電子契約や、施工管理システムなど建設業でDX化にシフトする上での法的解釈、実務運用について解説します。

◆電子契約・電子サイン・IT説明を徹底的に使いこなすための基本的な法律知識 匠総合法律事務所 秋野 卓生 弁護士

◆電子契約で脱ハンコ・業務効率化・コスト削減を実現 株式会社E-STAMP 部長 黒葛原 愛

◆現場管理のニューノーマルを見据えたダンドリワーク活用法 株式会社ダンドリワークス 取締役 小坂井 優

 

 本セミナーは会場参加とWEB参加ができます。

WEB参加の方はこちら→ https://docs.google.com/forms/d/1p0nCGLKz2nN2smDQ-i3u75FCMwzDfpkBoZ7G0DZzFV8/edit 

会場参加の方は、本ページの最下部よりお申込みください。

 

セミナー詳細を印刷する場合はこちらから 

 

 

プログラム

時間

内容

講師/担当
13:15~

受付

 

【第一部】

13:30~

◆電子契約・電子サイン・IT説明を徹底的に使いこなすための基本的な法律知識

 

1. 電子契約の良さは、スピード感ある契約の締結
電子契約の良さについて、「印紙代節約のため」という理由を聞くこともありますが、弁護士の立場からみると、
何と言ってもスピード感のある契約締結ができるという点が電子契約のメリットです。
ですから、スピードが求められる場面こそ、電子契約の活躍の場面です。
例えば、エクステリア工事にあたり、営業段階で、エクステリア図面を作成して施主にメールしたところ、
その図面を他の事業者に持ち込まれてしまったというエクステリア図面の盗用というトラブルを抑止するためには、
「他の会社に図面提供しません。守秘義務を守ります。」という守秘義務契約を締結して、
エクステリア図面を交付したいところです。この守秘義務契約をどのようにスマートに交わしましょうか?
答えは、電子契約の活用にあります。認印版の簡易な電子契約サービスで十分です。
まず、メールで、顧客に対して守秘義務契約書へのクラウド上のサインを求め、電子契約を締結してから、
エクステリア図面をメール送付するというカタチで、とってもスマートに守秘義務契約を締結できます。
なお、守秘義務契約には、建設業法の適用はありませんので、
建設業法規則に準拠していない電子契約サービスの利用でも構いません。
 
2. 少額リフォーム工事・有償メンテナンス工事こそ電子契約の使い勝手が良い
印紙代節約という電子契約のメリットが強調されると、新築工事請負契約などの高額請負契約に
電子契約を使いたい、というニーズに繋がってくるのですが、金額が高額であればあるほど、
契約締結は慎重に行いたいところであり、私は、電子契約の文化が定着するまでは、
紙面での契約をお勧めしたいと思っております。
しかし、これまで契約書の作成が煩わしいと思って口頭契約をしてきたであろう少額リフォーム工事や
有償メンテナンス工事において、パッパッと契約を締結すべき場面で積極活用を頂くのが
良いのではないかと考えています。
 
3. 電子契約を働き方改革の一環としてとらえる
例えば、信頼関係のあるOB顧客からの有償メンテナンス工事依頼の場面を想定してみると、
すでにお互いの信頼関係は構築されていますから、メンテナンス依頼を受ける場面で対面する必要は無く、
見積書提出まで非対面で、メールで処理することは可能でしょう。
そして、契約もメールで電子契約できるとなると、顧客宅に訪問せずに契約締結まで持ち込むことが可能です。
この一連の流れは、アフターメンテナンスの領域における働き方改革にもつながるはずです。
脱ハンコというトレンドを追うだけでなく、電子契約を働き方改革の一環と位置づけ、
積極的に取り組む事をお勧めしたいと思います。

講師:

匠総合法律事務所

弁護士 秋野 卓生 氏   

15:00~15:05

 休憩

 

【第二部】

15:05~

電子契約で脱ハンコ・業務効率化・コスト削減を実現

電子契約に切り替えることで印紙代が削減できることをご存じですか?
脱ハンコによりコスト削減をしながら、「ダンドリワーク」との連携により更なる業務効率化も可能となります。
建設業界での導入活用事例をご紹介させていただきます。

講師:

株式会社E-STAMP

部長 黒葛原 愛 氏

 

【第三部】

15:35

現場管理のニューノーマルを見据えたダンドリワーク活用法

 

 

ダンドリワークは建築現場における情報共有をメール・電話・FAXに代わりクラウド上で行う現場管理アプリです。
電子契約システム「イースタンプ」との連携により今まで紙でやり取りしていた契約書や発注書、
請求書をスマホアプリを使用して簡単に協力会社とやり取りする事が可能となります。

 

 講師:

株式会社ダンドリワークス

取締役 小坂井 優 氏

 16:05~

 質疑応答

 

  

受講料

種別 受講料(税込)
会員 0円
一般 0円

受講資格

※ 電子契約事業者様のご参加は、お断りさせていただきます。

お申し込みに関する特記事項

お申し込み後受講票が届かない場合

講習会の3日前までに受講票が届かない場合、下記までご連絡下さい。

 

申込者様のご都合によるキャンセル

お座席を確保させて頂く都合上、基本的に受け付けておりませんが、怪我・病気等の理由によりやむを得ずキャンセル等をされる場合は、開催日前日まで受け付けております。

その場合はマイページからキャンセルの手続きをお願いいたします。

 

本協会の都合による場合

最少開催人数に達しない場合、天災、交通手段の事故・ストライキ、暴動、病気等により講師が担当できない場合、やむを得ず中止させていただく場合があります。

開催日一覧

開催日 場所 会場 申込締切 定員 受付状況
2021年03月23日 東京 (一社)日本木造住宅産業協会 6階会議室
東京都港区六本木1-7-27 全特六本木ビル WEST棟6階
2021年03月22日 - 締切

お問い合わせ先

講習会の内容・お申込み手続きに関して    (一社) 日本木造住宅産業協会 事業推進部 黒沼、松澤 迄
TEL:03-5114-3017  FAX:03-5114-3020  Mail:zigyo1018@mokujukyo.or.jp